サイドFIREを目指す多くの人が、働き方の見直しを考えるようになります。しかし、それはサイドFIREの達成目前や達成後と後回しにして、サイドFIRE達成後に後悔するケースもあるのです。
そこでこの記事では、サイドFIRE達成後の働き方をシミュレーションすべく、私自身が「週5日勤務から週4日勤務」へのシフトを試みた結果について解説します。
この記事を通して、サイドFIRE達成後の働き方を考えるきっかけになりましたら幸いです。
- サイドFIRE達成が目前に迫っている
- 働き方改革として勤務日数を減らしたいと思っている
- 勤務日数を減らすことによるメリットとデメリットを知りたい
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サイドFIRE達成後に向けて週5日勤務から週4日勤務にした結果【体験談】
サイドFIRE達成後を見据えて、週5日勤務から週4日勤務に切り替えた結果、時間に追われてしまい、仕事の生産性が下がりました。
理由は、
- すでに「オンライン事務代行」として独立している
- 自分のペースで働けていて、勤労に対するストレスが少ない
- 自分なりに仕事と育児のワークライフバランスが取れている
ことが挙げられます。
そのため、勤務日数を減らすことで仕事のしわ寄せが生じてしまい、これまでのスタイルが維持できなくなってしまいました。
サイドFIRE達成後、働き方改革として勤務日数を減らすことを検討されやすいですが、一気に減らすと気が抜けすぎて、やる気がなくなるので要注意です。
サイドFIRE達成後に週4日勤務を実現する働き方
私には週4日勤務が難しい…と感じた「仕事のしわ寄せ」は、「週4日勤務＝1日は休む」という認識が強かったことが原因です。つまり、休む意識を持たなければ、週4日勤務が負担にならなかった可能性が高いとも考えられます。
具体的には、以下の方法を取り入れることです。
- 方法①：休むという概念を手放す
- 方法②：自己投資の時間に充てる
- 方法③：身体を休める時間に充てる
方法１：休むという概念を手放す
まずは、「休む」という概念を手放すことです。
私の場合、10年以上、本業と副業の同時進行を続けてきたので、休日に「休む」という概念がなくなっていきました。副業を成長させることを目標としていたので、「休む＝副業の停滞」と思って、休むことに罪悪感を覚えるようになっていました。
方法２：自己投資の時間に充てる
次に、休日としていた1日を自己投資の時間に充てることです。
サイドFIRE達成後は、基本的にお金の心配がない状態とされていますが、仕事面でも人間としても成長していく必要はあるでしょう。時代に乗り遅れないための対策も必要です。
自己投資（インプット）の日と設定すれば、業務をしないことに対する罪悪感が薄れ、休日をポジティブにとらえやすくなるかもしれません。
方法３：身体を休める時間に充てる
最後に、身体を休める時間に充てることです。
個人的に、年齢を重ねることで、体力の衰えを感じずにはいられない日も増えてきたように感じます。「なんだか疲れた…」と感じているときに無理が利かなくなってきているからこそ、日帰り温泉へ行くなどをして、強制的に休む日を作るのも大切かもしれません。
このような時間の使い方をしてきませんでしたが、月1回、2ヶ月に1回のペースであれば、デジタルデトックスを兼ねて検討の余地はあるでしょう。
サイドFIRE達成後のベストな働き方とは？
サイドFIRE達成後におすすめの働き方改革は、どのような働き方をするのかで臨機応変に対応することが大切です。
- 働き方１：勤務日数ベースで決める
- 働き方２：勤務時間ベースで決める
- 働き方３：副業・起業をする
働き方１：勤務日数ベースで決める
まずは、勤務日数ベースで決める働き方で、サイドFIRE達成後も会社員（派遣社員、正社員）として働く場合に想定される方法です。
この働き方では、勤務先の都合も考慮して働かざるを得ない側面があります。勤務日数を減らしたり働き方の変更を望む場合には、勤務先や派遣元との交渉が必要になるかもしれません。勤務先から希望する働き方についてNGを出された場合には、転職を検討せざるを得ない可能性もあります。
働き方２：勤務時間ベースで決める
次に、勤務時間ベースで決める働き方で、サイドFIRE達成後にパートやアルバイトなど時間給で働く場合に想定される方法です。
この働き方では、自分の都合に合わせて、時間単位で働けることが魅力です。アルバイトを募集する企業では人材不足が経営課題になっている場合もあるので、労働者の融通が利きやすい職場が多いでしょう。
ただ、単純労働者のために給与水準は最低レベルの仕事が多いので、そのぶん勤務時間が長くなる可能性もあります。勤労収入額から就労先を選ぶことも検討が必要になるかもしれません。
働き方３：副業・起業をする
最後に、サイドFIRE達成をきっかけに、副業を始めたり企業をする働き方です。
この働き方では、自分が事業主として能動的に働くことが求められるので、勤務日数や勤務時間にとらわれることがありません。これまで培ってきた経験や実績を基に事業をするので、紹介する働き方の中ではもっともフレキシブルな働き方と言えるでしょう。
ただ、事業が軌道に乗るまでには時間がかかるので、サイドFIREを目指すと決めた時点から行動に起こし、サイドFIRE達成時点で目標の勤労収入が達成されていることで実現されます。
まとめ：サイドFIREの過程で達成後の働き方を考えてみよう！
この記事では、サイドFIRE達成後の働き方をシミュレーションすべく、私自身が「週5日勤務から週4日勤務」へのシフトを試みた結果について解説しました。
最後に、サイドFIRE達成後のベストな働き方についておさらいしましょう！
- 働き方１：勤務日数ベースで決める
- 働き方２：勤務時間ベースで決める
- 働き方３：副業・起業をする
サイドFIRE達成後の働き方は、価値観によってかなり変わります。働き方自体はバリエーションに限りはあるので、このバリエーションと働く意欲のバランスが合う働き方を選ぶことが大切です。
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