サイドFIREに向いている人と向いていない人の特徴を解説【サイドFIREを目指すチェックリスト付き】

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サイドFIREに向いている人・向いていない人の違いを解説|100日でサイドFIREするシンママ

近年、サイドFIREという言葉を耳にする機会が増えて、サイドFIREをしようかしないか検討する方も増えました。しかし、身近にサイドFIREをした人がおらず、踏ん切りがつかない方もいらっしゃいます。

そこでこの記事では、サイドFIREに向いている人と向いていない人について解説します。また、サイドFIREを達成するためのロードマップについても詳しく紹介します。

この記事を通してサイドFIREの基本的な理解が深まり、自分がサイドFIREを目指すかどうかを判断する手助けになります。

こんな方におすすめの記事です
  • サイドFIREをするか検討している
  • サイドFIREすると決めても踏ん切りがつかない
  • サイドFIREに向いている人・向いていない人を知りたい

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みなとのプロフィール|100日でサイドFIREするシンママ
目次

サイドFIREは資産収入と勤労収入のハイブリット

サイドFIREは勤労収入と資産収入のハイブリット|100日でサイドFIREするシンママ

サイドFIREは、リタイア後も副業などで一定の収入を得ながら生活するタイプのFIREです。生活費は、資産運用収入(不労収入)と勤労収入(事業所得・副業)でまかなうという考え方です。

サイドFIREを達成すると、完全な経済的自由を追求しながらも、自分の好きな仕事や趣味を続けられます。これにより精神的な充実感を得られ、ライフバランスが取れることが魅力です。

完全に退職するよりも経済的なリスクが少ないため、FIREの状態を継続できる安心感があります。

サイドFIREについて、詳しくは以下の記事でも紹介しているので参考にしてみてくださいね。

サイドFIREに向いている人の特徴

サイドFIREに向いている人の特徴|100日でサイドFIREするシンママ

サイドFIREに向いている人の特徴は以下のとおりです。

サイドFIREに向いている人の特徴
  • 特徴1:生活支出が低い
  • 特徴2:自分の力でお金を稼げる
  • 特徴3:お金の勉強を継続している
  • 特徴4:肩書き・社会的立場にこだわらない
  • 特徴5:仕事以外の楽しみを持っている

特徴1:生活支出が低い

サイドFIRE生活を継続するためには、生活費を抑えることが重要です。生活費が少なければ少ないほど少ない収入でやりくりできるため、経済的自立を達成しやすくなります。

倹約家やミニマリストのように、必要以上にお金を使わない習慣が身についている人は、サイドFIREに向いています。無駄な買い物を控える、セールやクーポンを活用するなど、生活費を節約することに抵抗が少ない傾向があります。

特徴2:自分の力でお金を稼げる

サイドFIREを目指す人は、自分の力でお金を稼ぐ力が求められます。

サイドFIREを達成した方の多くが副業やフリーランスの仕事で、自分のスキルを活かして収入を得ています。しかしそれに限らず、アルバイト、パート、派遣社員で働いて収入を得ても問題ないでしょう。

要は、サイドFIREを目指し、生活を維持するための収入源を確保できれば何でもアリです。

ただ、サイドFIRE達成中に経済的困窮になることもあり得ます。副業やフリーランスのように、自分の力でお金を稼ぐ力を鍛える必要はあるでしょう。

特徴3:お金の勉強を継続している

投資や資産運用に関する知識を持ち、金融リテラシーを高めるための勉強を継続しています。サイドFIRE達成後、収入の一部となる資産運用が生活の支えとなるので、勉強を怠ることで生活が立ち行かなくなるおそれもあるのです。

資産形成の一環で株式投資や不動産投資について勉強するだけでなく、効率に資産を増やす方法も学ぶことになるでしょう。また、株式投資のリスクを知ることで、資産を守るための知識も重要です。

特徴4:肩書き・社会的立場にこだわらない

社会的地位、勤務先での役職などにこだわらないことが、サイドFIREを達成するためには大切な価値観のひとつです。

サイドFIREでは、仕事を続けるにしても、自分の好きなことに時間の多くを使うことを大切にしています。自分のペースで働くことで、自然と肩書きや社会的立場に対する執着を手放していくことになります。

特徴5:仕事以外の楽しみを持っている

仕事よりもプライベートを重視するため、趣味に熱中したり興味のあることにチャレンジする姿勢が大切になります。仕事以外の楽しみがあることで、充実した生活を送れるようになります。

たとえば、読書、旅行、スポーツ、料理などが挙げられます。趣味が仕事というような方は、仕事に必要なスキル向上や資格取得などで変化・成長をもたらすとモチベーションにつながるでしょう。

サイドFIREに向いていない人の特徴

サイドFIREに向いていない人の特徴|100日でサイドFIREするシンママ

サイドFIREに向いていない人の特徴は以下のとおりです。

サイドFIREに向いていない人の特徴
  • 特徴1:生活支出が高い
  • 特徴2:他人と比較してしまう
  • 特徴3:安心・安定を求めすぎる
  • 特徴4:家計管理と費用計算が苦手

特徴1:生活支出が高い

生活支出が高額で、節約などで支出を抑えることが難しい方です。

サイドFIREは、生活費を抑えることが習慣化され、最低限の生活費で生活を続けることで維持されます。頻繁に外出がしたい、高価なブランド品を購入したい、旅行に多額の費用をかけたい…となると、資産収入や少ない収入では、生活が維持しづらくなるのです。

特徴2:他人と比較してしまう

他人のライフスタイルに影響を受けるなど、他人と自分を比較する方です。

サイドFIREは、自分のペースで生活を楽しむことに重きを置いています。自分と他人を切り分けて、自分(またはその家族)が快適に過ごせるよう工夫しています。

身近にいる人と比べて、劣等感を克服するために背伸びをしてお金を使って見栄を張る人は、収支のバランスが保つことが難しくなります。他人との比較をしすぎて、サイドFIREをしていること自体に負担を感じかねません。

特徴3:安心・安定を求めすぎる

不確実性に対する体制が低く、安心・安全を求めすぎる方です。

サイドFIREでは、経済的自立は達成するとはいえ、完全な経済的安定を保証するものではありません。収入の一部が勤労収入とはいえ低額、物価高や資産下落など経済的リスクを伴います。

安定した給料や固定収入がないことに不安を感じやすい方は、お金の不安がつきまとってサイドFIREの生活を断念せざるを得なくなくなるかもしれません。安心・安定の概念をアップデートし、ある程度の経済的不確実性を受け入れることが求められます。

特徴4:家計管理と費用計算が苦手

家計管理と費用計算が苦手な方です。

サイドFIREは収入と支出のバランスを保つことで継続することができます。家計簿をつけて毎月の収支を記録・把握し、予算内で生活、計画的に資産管理をする必要があります。

物価高などによってやむを得ず予算オーバーになったとしても、それが毎月続くとなると資産が減ることに。サイドFIREの生活をあきらめざるを得なくなるかもしれません。

サイドFIREを目指すためのチェックリスト

サイドFIREに向いていない人の特徴に当てはまっていても大丈夫!今からでもサイドFIREを目指すことはできます。

まずは、サイドFIREを目指すためのチェックリストを使って現状を把握して、ライフスタイルの見直しをしていきましょう。

サイドFIREを目指すためのチェックリスト
  • 生活費を把握する
  • 家計簿をつける
  • 予算を設定する
  • できるだけ自炊をする
  • 外食やデリバリーの頻度を減らす
  • 不要なサブスクリプションを解約する
  • 電気、水道、ガスの利用会社を見直す
  • 省エネ家電を導入する
  • 加入している保険を見直す
  • 不要なモノを処分して整理整頓をする
  • 今の持ち物を大切に使う
  • 自分自身に投資して収入を上げる

これら以外にもライフスタイルで見直す点はあります。自分自身を振り返って、必要だと思うことを挙げて、見直していきましょう。

サイドFIREを達成するまでのロードマップ

サイドFIREを達成するまでのロードマップ|100日でサイドFIREするシンママ

サイドFIREを目指すための下地ができたら、次にサイドFIREを目指すためのロードマップを描き、それに基づいて実践をしていくことです。

サイドFIREを達成するためのロードマップは以下のとおりです。

サイドFIREを達成するロードマップ
  • 手順1:生活環境を整える
  • 手順2:支出を把握する
  • 手順3:支出を抑える
  • 手順4:生活防衛資金を確保する
  • 手順5:余剰金を資産運用をする
  • 手順6:副業で稼ぐ・起業をする
  • 手順7:サイドFIRE後のライフプランを考える

手順1:生活環境を整える

まずは、住環境を見直しましょう。現在の持ち物を把握、必要なモノを把握、不要なモノを手放して、部屋の状態をスッキリさせます。

部屋が雑然としていると、現実逃避をするために外出の頻度が高くなります。そうするとウィンドウショッピングで物欲が掻き立てられ、衝動買いをして必要としていないものを購入してしまいます。

部屋の状態は「心の状態」を表します。いわゆる汚部屋とまではいかなくても、雑然とした部屋に居続けることで浪費癖がついてしまっては、サイドFIREを達成しても資産が底をついてしまいかねません。

私は独身時代に5畳の部屋へ引っ越したことをきっかけにミニマリスト思考になり、不要なモノをすべてなくした状態をキープしています。

手順2:支出を把握する

部屋が片付いてきたタイミングで支出を把握しましょう。収入は一定であったとしても、支出はできるだけ抑えることでサイドFIREを長く続けることができるようになります。

支出を把握するためには、固定費と変動費に分けて考え、直近1ヶ月の費用を書き出していきます。

固定費
  • 住居費(家賃、ローン返済費用)
  • ガス代
  • 電気代
  • 水道代
  • 保険料
  • スマホ代
  • ネット回線代
  • 車維持費用
  • 貯蓄
変動費
  • 食費
  • 日用品費用
  • 交通費
  • 趣味・娯楽費
  • 美容・衣服代
  • 医療費
  • 交際費
  • その他

支出は書き出せる範囲で書き出してください。

書き出すのが面倒と感じる方は、家計簿アプリの利用がおすすめです。支出があるたびにアプリに入力すれば、支出管理がしやすくなります。クレジットカードや電子マネーを連携できるので、できるだけクレジットカードや電子マネー払いにまとめることで、入力作業も省略できるようになります。

手順3:支出を抑える

サイドFIREを維持するためには、収入を確保しつつ支出することが必要になります。言い換えれば、支出を抑えられれば抑えられるほどいい…ということ。今までと変わりない生活をしつつも、ムダをできるだけ減らす節約をうまく取り入れていきます。

節約を通して大切な考え方は「お金を使わずに楽しめることを増やすこと」です。節約と聞くと我慢するイメージが強いので、発想の転換でポジティブに受け止めるとアイデアがわいてきます。

支出額が一定になってきたタイミングで、サイドFIREに向けて必要な資産をシミュレーションしてみると、資産形成のモチベーションが上がりやすくなります。

個人的に実践をしておすすめの節約術は以下の記事にまとめているので、参考にしてみてくださいね!

手順4:生活防衛資金を確保する

生活防衛資金は、預金や国債など、相場変動による元本割れのリスクがない資金のことです。サイドFIREのための資産形成をする前に生活防衛資金を確保しておくことが大切です。

生活防衛資金は、一般的には6ヶ月~2年分の生活費とされています。家族構成によって必要な費用が異なるので、支出の把握と抑制をしてできるだけ支出を減らせるように工夫していくことがおすすめです。

生活防衛資金が必要なのは、「リスク回避」と「精神的な安定剤」です。資産形成をするにしても、株の大暴落が起きて運用している株の価値が大幅に下落してしまうと、資産が減って精神的なダメージも負います。

自分でコントロールができないところで大きな変化が起きかねないので、そのような事態が起きても落ち着いて対応のできる仕組みを作っておきましょう。

手順5:余剰金を資産運用をする

現状の資産から生活防衛資金を差し引いた余剰金を資産運用をして、資産形成をしていきます。

資産運用は、株、投資信託、債券などの金融商品を利用して、手持ちの資産を効率的に増やす方法です。まだまだ資産運用のリスクが怖いというイメージがありますが、リスクをできるだけ抑えられるインデックスファンドへの投資信託もあります。

株、投資信託、債券などの金融商品は、自己責任でやっていくこととなります。努力をして積み上げた資産だからこそ、自分に合う方法でふやしていくことが大切です。

資産運用でふやす場合は、定期的に資産運用で得られる収入を算出しておきます。この収入を把握することで、勤労収入とのバランスを考え、サイドFIREに近づくことができます。

手順6:副業で稼ぐ・起業をする

資産形成でまかないきれない生活費は、副業で稼いでいきます。状況によっては起業して事業をすることも検討できるでしょう。

資産運用で得られる収入があるので、フルタイムで働く必要はありません。働き方を選べるので、自分の好きなペース、好きな場所で、好きな仕事をして稼ぐことも可能となるのです。

副業は、個人のスキルや経験でできることが変わってきます。サイドFIREに向けてどのような副業で稼いでいくのか、フルタイムで働いているときから行動していくことがおすすめです。

手順7:サイドFIRE後のライフプランを考える

サイドFIREに向けて目標となる資産を達成する見込みが立ったタイミングで、サイドFIRE後のライフプランを考えていきます。

世の中にはすでにFIREをされて悠々自適な生活をされている方でも、時間を持て余してしまったり、社会から取り残されたと疎外感を覚えてしまったりして、仕事を再開する方が一定数いらっしゃいます。

サイドFIREの仕組み上、そのような方は少数派かもしれませんが、サイドFIRE後にどのような生活をするのかをあらかじめ描いていくことが大切です。

サイドFIREを目指すときの注意点

サイドFIREを目指すときの注意点|100日でサイドFIREするシンママ

サイドFIREを目指す場合、サイドFIRE後の生活を見越してあらかじめ準備がおすすめです。サイドFIREを目指すときの注意点は以下のとおりです。

サイドFIREを目指すときの注意点
  • 注意点1:信用力をともなう契約・支出の対応
  • 注意点2:家族の理解と協力
  • 注意点3:経済的自立を維持するための工夫

注意点1:信用力をともなう契約・支出の対応

クレジットカードの作成やマンションの契約など、信用力をともなう契約や支出は、サイドFIREをする前に済ませておくようにしましょう。

たとえば、クレジットカードを作る際には、客観的に生活を維持できると認められる収入を証明する必要があります。サイドFIREを達成して収入が下がると、生活を維持できる収入がないと判断され、審査に通りにくくなる可能性があります。

これはマンションの契約、ローンの組み込みでも同様です。サイドFIREを達成すると決めたら、10年後20年後を見据えた対策も考えて行動することが重要です。

注意点2:家族の理解と協力

特に家族がいる場合は、家族の理解と協力が不可欠です。

家族(特にパートナー)とは十分に話し合い、サイドFIRE後もこれまでの生活が続けられるような計画を練るようにします。子供がいる場合は養育費も捻出することとなるので、サイドFIREをするかは慎重な判断が求められるかもしれません。

独身の場合も、万が一のリスクを検討、対策を練って、ピンチになったときでも乗り越えられるかシミュレーションをしておくと安心でしょう。

注意点3:経済的自立を維持するための工夫

サイドFIREの生活を維持していくためには、支出の管理や追加収入の確保を工夫することが重要です。

支出は、家計簿をつけて毎月の生活費を記録していきます。無駄根支出を減らすために、どこにお金を使っているかを把握し、できるところから節約することで抑える努力が必要となります。

収入については、副業や投資の活用で収入源を増やす仕組みを作ります。フルタイムよりも仕事量を減らすことはできても、リスクヘッジは必要です。

まとめ:自分の価値観とライフスタイルに合う選択をしよう!

自分の価値観とライフスタイルに合う選択をしよう!|100日でサイドFIREするシンママ

この記事では、サイドFIREに向いている人と向いていない人の特徴、サイドFIREを達成するためのロードマップについて詳しく紹介しました。

最後に、サイドFIREに向いている人の特徴をおさらいしましょう。

サイドFIREに向いている人の特徴
  • 特徴1:生活支出が低い
  • 特徴2:自分の力でお金を稼げる
  • 特徴3:お金の勉強を継続している
  • 特徴4:肩書き・社会的立場にこだわらない
  • 特徴5:仕事以外の楽しみを持っている

サイドFIREは生き方のひとつにすぎません。自分の価値観やライフスタイルに合うかを見極めて選択しましょう!

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この記事を書いた人

40代シングルマザーです。マイクロ法人を設立、オンライン事務代行でサイドFIREを達成しました。
サイドFIREを実現する取り組み、仕事術、時短・節約術、仕事と育児の両立、日頃の心得など、日常生活に活かせるワザを紹介します。

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