生活防衛資金とは?世帯別・就労別の目安と賢い貯め方を徹底解説【貯金・資産形成より前に始めること】

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生活防衛資金とは?世帯別・就労別の目安と賢い貯め方を徹底解説【貯金・資産形成より前に始めること】|100日でサイドFIREするシングルマザー

突然の失業や病気、災害など、予測できない出来事に備えるために、生活防衛資金は重要ですが、具体的に「いくら必要なのか」「どうやって貯めればいいのか」がわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、世帯別・就労別に必要な生活防衛資金の目安や、賢い貯め方について解説します。

生活防衛資金の確保は、貯金や資産形成よりも始めたいことです。この記事を通して、必要な生活防衛資金の金額を算出し、自分に合う貯金方法が見つかりましたら幸いです。

こんな方におすすめの記事です
  • サイドFIREを目指そうと思っている
  • 資産形成をしたいけど、なかなか貯金ができない
  • 生活防衛資金は聞いたことがあるけど、どんなものかわからない

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目次

生活防衛資金とは?

生活防衛資金とは?|100日でサイドFIREするシングルマザー

生活防衛資金は、突然の収入減少や予期せぬ出費に備えるための資金です。

たとえば、

  • 失業や病気で収入が途絶えてしまった
  • 冷蔵庫が壊れてしまい買い直さなければいけない
  • 子供の夏期講習費用が思ったより高くなってしまった

などの不測の事態が起きても、数ヶ月は生活を維持できるようにするための資金です。

なぜ生活防衛資金が必要なのかと言えば、予期せぬ事態に直面した際、すぐに生活費を捻出できるからです。

日常生活は安定していても、失業、病気、自然災害といった不測の事態は、いつ起こるかわかりません。そうした事態に備えて生活防衛資金を持つことは、生活の安心と安定を保つために重要と言えるでしょう。

【世帯別・就労別】必要な生活防衛費を算出

【世帯別・就労別】必要な生活防衛費を算出|100日でサイドFIREするシングルマザー

生活防衛費の目安を計算するには、以下の式を使います。

生活防衛資金=(1ヶ月の生活費)×(確保したい月数)

たとえば、1ヶ月の生活費が20万円で、6ヶ月分の生活費を確保する場合、生活防衛資金は120万円となります。

生活防衛資金の金額は、世帯状況や就労状況、ライフスタイルによって異なります。世帯別・就労別に必要な生活防衛費の目安は、以下のとおりです。

独身世帯生活費の3~6ヶ月分
共働き夫婦世帯生活費の3~6ヶ月分
子供がいる世帯生活費の6~12か月分
会社員/契約社員/派遣社員生活費の3~6ヶ月分
自営業者生活費の1~2年分

貯金・資産形成は、生活防衛資金を確保してはじめて取り組むことができます。言い換えれば、生活費を可能な限り抑えられれば、そのぶん貯金・資産形成に早く取り組める、サイドFIREに近づけるということです。

生活防衛資金の貯め方

生活防衛資金の貯め方|100日でサイドFIREするシングルマザー

では、生活防衛資金は、どのように貯めていけば良いでしょうか?

具体的な方法は以下のとおりです。

生活防衛資金の貯め方
  • 方法1:生活費を見直す
  • 方法2:銀行口座を開設して自動積み立てをする
  • 方法3:ボーナスや臨時収入を活用する

方法1:生活費を見直す

まずは、生活費を見直して、無駄な支出削減していきましょう。

家賃、水道光熱費、通信費などの固定費を見直すだけでも効果的です。特に、携帯電話のプラン変更やサブスクリプションの解約は、すぐに実行できる節約方法と言えるでしょう。

それ以外にも、生活費を抑える方法を別記事で紹介しているので、参考にしてくださいね!

方法2:銀行口座を開設して自動積み立てをする

生活防衛資金専用の講座を作り、毎月、一定額を自動で積み立てることも一案です。

別口座を用意することで、生活費と混同せずに貯蓄できるようになります。また、自動積み立て設定なので、貯蓄の習慣を無理なく続けられます。

別口座を用意できない、用意したくない場合は、給与振込日に銀行口座から生活費をすべて引き出し、現金のみでの生活をすることも検討されるでしょう。一時的でも、自分のお金の使い方を把握することで、見直すきっかけになります。

方法3:ボーナスや臨時収入を活用する

ボーナスや臨時収入を受け取った際に、その一部または全部を生活防衛資金に回す方法です。

臨時収入を生活費に使わずに貯めることで、大きな金額を短期間で確保でき、生活防衛資金の目標達成が早まります。ボーナスのない仕事の場合は、副業を始めて本業以外の収入で代用できます。

今では副業が肯定的に受け止められつつあるので、少しずつ始めてみるのがおすすめです。

生活防衛費の管理方法と預け先

生活防衛費の管理方法と預け先|100日でサイドFIREするシングルマザー

生活防衛資金は、安全性と流動性の高い預け先を選ぶことが大切です。預け先の候補としては普通預金、定期預金、複利口座がありますが、個人的には普通預金が無難だと考えています。

まず前提として、生活防衛費は、緊急時にすぐに使えることが重要です。普通預金は元本保証があり、いつでも引き出せるため、流動性の高い資金管理には最適です。

なお、普通預金、定期預金、複利口座の特徴は、以下のとおりです。

普通預金の特徴

普通預金は、日常的な出入金が自由にできる銀行口座です。

最大の特徴は、いつでもお金を引き出せる「流動性の高さ」と、元本が保証される「安全性」です。預けたお金は、必要なときにATMやインターネットバンキングで簡単に引き出したり、振り込んだりすることができるので、生活費や緊急資金を保管するのに適しています。

定期預金の特徴

定期預金は、あらかじめ決めた期間にお金を預け入れ、その期間が終わるまで引き出せない預金です。

特徴は、普通預金よりも高い利息が得られ、資金を安全に運用したい場合に適しています。預入期間は数ヶ月から数年までさまざまで、期間が長いほど利息が高いことが多いです。

原則として、預けたお金は満期まで引き出せませんが、満期が来ると利息が戻ってきます。引き出す場合は途中解約もできますが、利息が減ることもあります。

複利口座の特徴

複利口座は、預けたお金に利息がつき、その利息も次の期間に元本として運用される仕組みの口座です。

複利の特徴は、利息に利息がつくことです。つまり、元本だけでなく、利息も含めた金額に対して次の利息が計算されるため、長期間預けるほど資金が雪だるま式に増える効果があります。

たとえば、最初に10万円を預け、1年後に1,000円の利息がついた場合、次の年には10万1,000円に対して利息がつきます。このため、短期間では大きな差は出ませんが、長期的に運用すると普通の預金よりも多くの利息が得られる可能性があります。

まとめ:貯蓄・資産運用よりも先に生活防衛資金を確保しよう!

貯蓄・資産運用よりも先に生活防衛資金を確保しよう!|100日でサイドFIREするシングルマザー

この記事では、世帯別・就労別に必要な生活防衛資金の目安や、賢い貯め方について解説しました。

最後に、生活防衛資金の貯め方をおさらいしましょう!

生活防衛資金の貯め方
  • 方法1:生活費を見直す
  • 方法2:銀行口座を開設して自動積み立てをする
  • 方法3:ボーナスや臨時収入を活用する

サイドFIREの達成に大切なことは、まずは生活の基盤を整えることです。安心のできる生活は、お金で解決できることが多いので、生活防衛資金を貯めることと生活費を抑えることから始めてみてください。

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この記事を書いた人

40代シングルマザーです。マイクロ法人を設立、オンライン事務代行でサイドFIREを達成しました。
サイドFIREを実現する取り組み、仕事術、時短・節約術、仕事と育児の両立、日頃の心得など、日常生活に活かせるワザを紹介します。

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