離婚が頭をよぎったときほど、「このまま結婚生活を続けて、本当に幸せなのか?」と疑問に思うことが増えます。しかし、子供や世間体を考えると、離婚に踏み出すことをためらいやすいものです。
そこで本記事では、私の体験談をもとに、離婚を決意した理由、離婚後のメリットとデメリット、そして離婚前にやっておいて良かったことについて詳しく解説します。
離婚は終わりではなく、新しい人生の始まりです。本記事を通して、離婚で後悔しない選択をするための行動を起こすきっかけになりましたら幸いです。
- 離婚してシングルマザーをしている人の話が聞きたい
- 相手のモラハラに耐え続けるのは限界だと感じている
- 離婚したいけど、経済的な問題や離婚後の生活が不安で踏み出せない
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シングルマザーが離婚を決意した理由

私が離婚を決意した理由は、相手の不誠実な対応に対して見限ったことです。
書き出せばキリがありませんが、簡単に言うと、相手によるモラハラ(精神的苦痛)、姑によるいびり・嫌がらせです。
自分が変わればいい…と思い、自分なりに努力をしてきましたが、逆にそのような私の対応に相手がつけ上がらせ、状況が悪化しました。そのうえ、相手の言動が一因で私の精神状況が限界に達していましたし、これ以上、一緒にいるメリットを感じられませんでした。
子供にとってママの笑顔が一番と言われた
当時、子供が2歳だったので、父親がいたほうがいいかもしれないとも思いました。それでも離婚に踏み切ったのは、保育園の先生から「子供にとって、ママの笑顔が一番」と言ってもらったことです。
今の日本の家庭では、子供と一番長く接しているのは母親です。母親がストレスで気が滅入っていたら、子供のメンタルが不安定になる可能性もあります。相手との関係に改善の余地が見られなかったので、この可能性が現実になりかねないと危機感を覚えました。
子供が相手になつかないことが離婚の決定打になった
また、子供が相手にまったくなついていなかったのも、離婚を決意する決定打になりました。
相手は仕事を理由にほとんど家におらず、たまに家にいても、家事も育児もせずにスマホゲームに興じていました。子供の遊びに付き合っていても、スマホゲームをしながらだったので、子供ながらに悟っていたのかもしれません。
家庭によって事情は違いますが、私の場合、私にとっても子供にとっても相手が「いてもいなくてもいい存在」だったことが大きな理由です。
シングルマザーが離婚して良かったこと・悪かったこと

結論、私の場合は離婚して良かったと思っています。悪かったことと感じることもありますが、それを上回るくらいに良かったことの方が大きすぎて、悪かったことが相殺された感覚です。
離婚して良かったこと | 離婚して悪かったこと |
---|---|
精神的苦痛からの解放 子供との良好な関係と家庭環境の改善 自分時間の確保と生活リズムの安定 | 親としての責任感の倍増 金銭面の確保に対する不安 |
一般的に、経済的な事情や子供の環境が影響して、離婚したくても踏み切れないと感じている方は多いかもしれません。でも、離婚をする際の心配事・不安をあらかじめ解消しておけば、離婚した方がいいかどうかを決断しやすくなります。
私は、離婚を推奨しているわけではありませんが、離婚しようかどうかを悩み続けるくらいなら、一度は自分の気持ちに向き合って考えてみるのもひとつの方法と言えるのではないでしょうか。
シングルマザーが離婚前にやっておいて良かったこと7選

シングルマザーの私が離婚前にやっておいて良かったことは以下のとおりです。
その1:副業を始める
まずは、離婚後に直面する課題のひとつ「経済的な不安」を解消するために、副業を始めてみましょう。
シングルマザーになると、仕事と育児を両立して生活費を確保しなければなりません。自分は両立できると思っていても、想像と実際とでは違うことが多く、キャリアチェンジ・ジョブチェンジをせざるを得ない場合もあります。
時間に余裕のあるうちに副業挑戦し、少しでも利益を出せる状況にしておくことで、離婚後の経済的な不安を減らせるでしょう。
その2:公的支援や手当を確認する
シングルマザーを対象とした公的支援制度は多くありますが、申請しなければ受け取れないものがほとんどです。離婚前にどのような制度があるのかを把握し、手続きをスムーズに進められるように準備しておきましょう。
相手からDVやモラハラを受けていたり、相手との会話が成り立たなかったりすると、協議離婚が難しい場合があります。調停離婚や訴訟に発展しかねない状況であれば、公的支援や手当を確認するついでに相談しておくのもおすすめです。
その3:離婚理由と原因を言語化する
離婚を決意した理由を明確に言語化しておくことは、法的手続きや周囲への説明、さらには自分自身の心の整理にも役立ちます。
たとえば、「夫のモラハラが原因で精神的に追い詰められた」「借金を繰り返し、家庭のお金を使い込んだ」など事実を整理しておくと、話し合いの場で冷静に対応できます。調停裁判や訴訟を視野に入れている場合には、特に感情的になった方が負けるので、言語化は必須です。
また、離婚後に「なぜ離婚したのか?」と周囲に聞かれたときに、シンプルに説明できることで余計なストレスを減らすことができます。
その4:ミニマリスト思考を定着させる
離婚後は、新生活の準備や引っ越しなどで、物質的にも経済的にも負担が増えます。離婚後の生活費を抑え、貯金や投資に回せるお金を捻出するためにも、ミニマリスト的な考え方を取り入れ、持ち物や生活をシンプルにしておくことが重要です。
子供の持ち物は減らしづらいこともあります。まずは、自分の持ち物、キッチンや浴室で使っているツール類を減らしたり、見直しましょう。本当に必要なものだけを持つ習慣を身につけておくと、離婚後の生活にスムーズに移行しやすいです。
その5:離婚後の生活のシミュレーションをする
離婚後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、実際にどのような生活を送ることになるのかをシミュレーションしておくことが大切です。
- 収入と支出を具体的に計算し、生活費が足りるかを確認する
- 住む場所を決めて、家賃や生活コストを把握する
- 子供の学校や保育園の手続きについて調べる
私の場合、子供の通う保育園を変えないと決めていたので、保育園に通える範囲にある賃貸物件を探して契約をしました。最終的にジョブチェンジをしましたが、会社員時代に契約をしたおかげで離婚後の生活にスムーズに移行ができました。
その6:子供の心理的ケアとサポートの体制を整える
離婚は子供にとって大きな変化です。子供の年齢や性格に応じて、心理的ケアとサポートを整えておくことが重要です。
私の場合は、子供から「なんでパパと一緒にいないの?」などと言われたことはありません。しかし、子供がパパっ子だったり、家庭内の変化に敏感だったりする場合には、子供の精神面が安定するようにサポートは必須でしょう。
子供は親の気持ちを敏感に感じ取ります。離婚後も親自身が前向きに生活していることが、子供にとっても安心につながります。
その7:離婚に向けた戦略を練る
離婚は、感情的に判断をすると後悔します。多少の微調整は必要になりますが、離婚にまつわる法律の知識を身につけたうえで、現状を分析して計画的に進めることで有利な条件で離婚しやすくなります。
もっとも重要なのは、離婚の目的を明確にすることです。離婚は、訴訟にならない限りは基本的に双方の話し合いで決めるので、絶対目標と妥協目標を決めておきましょう。
- 絶対目標:相手に何をいわれてもゆずれない目標(離婚するなど)
- 妥協目標:できればゆずりたくないけど、融通できる目標(面会交流の頻度・時間など)
DV、モラハラ、不倫、浮気など、相手に100%の非があると言える場合でも、絶対目標と妥協目標を決めて柔軟な対応がしやすいように準備しておきます。
まとめ:離婚しても後悔しない準備をしよう!

本記事では、私の体験談をもとに、離婚を決意する理由、離婚後のメリットとデメリット、そして離婚前にやっておいて良かったことについて詳しく解説しました。
最後に、私が離婚前にやっておいて良かったことをおさらいしましょう!
- その1:副業を始める
- その2:公的支援や手当を確認する
- その3:離婚理由と原因を言語化する
- その4:ミニマリスト思考を定着させる
- その5:離婚後の生活のシミュレーションをする
- その6:子供の心理的ケアとサポートの体制を整える
- その7:離婚に向けた戦略を練る
離婚は、自分にとっても子供にとっても大きな大転換期となります。後悔しないように慎重に判断するのはもちろん、後悔のない離婚だったと思えるようにするためにも、心配や不安だと感じる点をあらかじめ減らしておきたいものです。
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