不動産管理会社から家賃値上げの通知が届きました。家賃値上げを拒否できますか?【体験談】

不動産管理会社から家賃値上げの通知が届きました。家賃値上げを拒否できますか?【体験談】|100日でサイドFIREするシングルマザー
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賃貸契約更新月の2ヶ月前に、不動産管理会社から、更新時に家賃値上げの通知書が届きました。

この通知書には、「①不動産管理会社の事業費の高騰」と「②固定資産税の増額」が理由として挙げられていました。しかし、②は理由として納得できたものの、①には違和感を覚えて、果たして今回の家賃値上げに応じなければいけないのか悩みました。

そこでこの記事では、通知書通りに家賃値上げに応じなければいけないのか、それとも家賃値上げに対して拒否をしてもいいのか、私の対処方法とあわせて紹介します。

こんな方におすすめの記事です
  • 不動産管理会社から家賃値上げの通知が届いた
  • 家賃値上げに応じなければいけないのかと不安だ
  • 家賃値上げに応じられなくて対処方法に困っている

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目次

家賃値上げは拒否できるの?

家賃値上げは拒否できるの?|100日でサイドFIREするシングルマザー

家賃値上げは拒否することができます。

これは、「借地借家法」という法律により、家賃の増額に正当な理由が必要とされているためです。

主な理由としては、

  • 固定資産税の増加
  • 周辺相場の変化
  • 経済状況の悪化

などが挙げられます。

たとえば、賃貸物件の周辺地域で家賃相場が大幅に上昇している場合、大家や大家から委託されている不動産会社は、適正な範囲で値上げを要求できるでしょう。しかし、単なる大家の希望による値上げは認められません。

詳しくは以下リンクの動画で紹介されているので、こちらをご覧いただければと思います。

相次ぐ「家賃値上げ」通知…でも拒否できるって本当?」

家賃値上げの通知を受けてから交渉までの流れ【体験談】

家賃値上げの通知を受けてから交渉までの流れ【体験談】|100日でサイドFIREするシングルマザー

私の場合、交渉をして家賃値上げを拒否、価格は据え置きで対応できました。

具体的な流れは以下のとおりです。

STEP1:家賃値上げの通知書を確認する

私の場合、通知書には「①不動産管理会社の事業費の高騰」と「②固定資産税の増額」が理由として挙げられていました。しかし、②の事情は理解できるにしても、①は理解しづらいなと思いました。

確かに、物価高騰にともない、運営に必要であろう光熱費や備品代、もしかしたら人件費も高騰しているでしょう。とはいえ、事業費の高騰は企業努力で補うものなので、家賃上昇で補うものではないように感じました。

そのため、私は今回の家賃値上げには応じない方がいいと結論づけました。

家賃値上げに応じざるを得ない場合なども想定されるので、自分なりの妥協点も決めておきましょう。

STEP2:不動産管理会社へ電話をする

STEP1で自分の意向を決めてから、不動産管理会社に電話をして、家賃値上げには応じられない旨を伝えました。

電話口の担当者からは、

  • 家賃値上げに応じられない理由
  • 値上げ分の半額の値上げでも応じられないか

ということを聞かれました。

まず、家賃値上げに応じられない理由は、「経済的に難しい」と伝えました。半額の値上げも応じられず、経済的に難しいの一点張りです。会社として方針を決める、とのことで、後日折り返しの電話をいただけることになりました。

STEP3:不動産管理会社から電話が来る

私が電話をした翌日に、不動産管理会社から電話が来て、家賃据え置きでいいとの了承をいただきました。

家賃据え置きにならない場合は、STEP1で決めた「妥協点」をもとに、不動産管理会社と交渉することになります。現在の賃貸物件に住み続けるためには、妥協が必要となる場合もあるかもしれません。

家賃値上げ交渉が不調に終わった場合の対処方法

家賃値上げ交渉が不調に終わった場合の対処方法|100日でサイドFIREするシングルマザー

不動産会社との交渉がうまくいかなかった場合、法的手段や引っ越しを検討する必要があります。

供託制度(*1)を利用して、適正な家賃額を支払い続けることで、トラブルを回避できます。また、法的手続きを進めることで、みずからの立場を明確にできます。

弁護士や行政の相談窓口を利用し、賃貸契約の内容を確認して法的に適切な対応を進めることが重要です。

供託制度(*1)とは?

供託制度とは、家賃の値上げに納得できない場合に、賃借人が法務局などの供託所に家賃を預けることで、支払い義務を果たしながら大家とのトラブルを回避する仕組みです。

これにより、大家の請求に応じることなく、契約の義務を果たせるため、法的に安全な対応が可能になります。供託を行うことで、未払いのリスクを防ぎ、交渉や裁判に備えることができます。

まとめ:家賃値上げの通知が届いても冷静に対処しよう!

家賃値上げの通知が届いても冷静に対処しよう!|100日でサイドFIREするシングルマザー

この記事では、通知書通りに家賃値上げに応じなければいけないのか、それとも家賃値上げに対して拒否をしてもいいのか、私の対処方法とあわせて紹介しました。

家賃値上げの通知が来ても、拒否すること自体は可能です。不動産管理会社の理由も提示されるので、何が何でも拒否をするというのではなく、その理由を基に臨機応変に対処しましょう!

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この記事を書いた人

40代シングルマザー。復職後に仕事と育児の両立が限界だと感じ退職→マイクロ法人を設立。オンライン事務代行でサイドFIREを達成しました。
シングルマザーがサイドFIREを実現するためのヒント・体験談、仕事術、時短・節約術、仕事と育児の両立、日頃の心得などを紹介します。

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